2016年6月28日火曜日

続・お弁当ライフ




この所すっかりお弁当生活なハルコですが、
先日、米櫃が空になり、
やはり「お弁当=米」の消費量が多いのが
原因でした。

東京に上京した折は、毎月仕送りがあると、
米をまず買いに行きました。
その量は10kg、今思えば、おバカな
ハルコで、
「3合=お茶碗3杯」だと
勘違いしていたのです。

現在わが家での1回の炊飯量は
2合(300g)で、
1回の食事+お弁当でほぼ食べ尽くします。
ゆえに、週3回自宅でご飯を炊くと、
1ヶ月の米の消費量は4kg弱の計算。
一人で1回3合のご飯を食べようとしていた
ハルコはそんなに大食いだったのか?

さて、現在の日本人の1人当たりの米の消費量は、大体1年間で60kg。
当然、外食分も含めての数字ですが、
これが、昭和35年だとおおよそ120kg。
半世紀で日本人の米の消費量は半減したのです。
戦後の食糧難から、食生活が豊かになり、米が腹一杯食べられるように
なったと思ったら、いつの間にか米離れが進んでしまったのです。

そして、時代をさらにさかのぼり江戸時代の米の消費量は、
なんと1日当たり1人は米五合を食べていたのです!
これは、あくまで米の大消費地江戸の町ですが、
1日に750gで年換算で1人当たり270kgで、米俵に換算すると
約4俵半の量になります。

白米を食べるのが江戸っ子の自慢だったそうで、そのために「江戸わずらい」と
称する病気で多くの人が亡くなりました。
この病気は「脚気」で精白米ばかり食べているとビタミンBが不足してかかるわけです。

米を主食として食べていた民族が、米離れをおこし、
さらに、糖質制限で炭水化物摂取が少なくなり、米を食べないような時代性に
今後の日本の食生活や食文化はどうなるかと、
毎日お弁当をつかいながら、思うハルコなのでした。

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