2015年9月1日火曜日

防災食品、乾物パスタ


9月1日防災の日です。東日本大震災以降みなさん災害にあっても用意万端でしょうか。今朝、NHKの「あさイチ」を見ていたら、防災の日の特集で非常食について放送てま
した。

その中で非常食に向いている麺類で「そうめん」「パスタ」「うどん」と言うのがあり、番組では「パスタ」が一番良いとのこと。

その理由は、調理する際に一番水を使わずに済む、そうめんとうどんには塩分が入っているので、茹で汁は塩からくて使えないが、パスタの茹で汁はそのままスープ(スープパスタ)として使える。
これを見ていて、今度は以前の「はなまるマーケット」(終了)で災害時にパスタを茹でる方法をアルケッチャーノの奥田シェフが伝授してました。

以下はハルコブリグからのアーカイブ再録「パスタは乾物!」です。
ハルコブログとしては閲覧率が高かったのです。

さて、今朝テレビで情報番組を観ていたのですが、こんなのが流行っていたとは、ハルコ知りませんでした。
パスタの茹で時間がわずか1分!
いや、ウソだろうと思っていたのですが、NHKの「ためしてガッテン!」辺りから出て来たようで、料理人さんの中では知っている人も多いようです。
昔からそば屋さん(多分一部だと思いますが)でしている方法で、乾麺のそばを水に浸水させておいて、充分に水を含ませてから麺を茹でるのです。すると短時間で茹で上がり、食感がモチモチするそうです。


朝の番組(はなまるマーケット)では、アルケッチャーの奥田シェフがその技を使い、パスタ料理を作っていたのですが、水に2時間程度(それ以上でも可)浸けていました。水に浸けたパスタは色が抜けて白くなり、それを茹でると元の色に戻るのです。
水の替わりにコンソメ液に入れても同じ状態になり、さらにパスタにコンソメの味が入るのです。
いや、本当に知りませんでしたが、面白いですね。
そう考えると、乾麺は昆布や干し椎茸、切り干し大根と似ています。
奥田シェフは、この1時間で茹で上がるパスタを、東日本大震災の支援で被災地の炊き出しに活用したそうです。

生と乾麺の中間にある1分早茹でパスタは、第三の味覚かもしれません。