2014年11月21日金曜日

再びバター問題

今朝NHKの「あさイチ」を見ていたら、手作りのバターの作り方を紹介していました。またバターが高騰して、スーパーなどでも品薄で大変だ、ということはハルコも何回かブログで書いています。
番組で紹介していた作り方は、ペットボトルに牛乳(乳脂肪分のあるもの)やヨーグルトを入れて、10分以上ひたすら振り続けるのです。
これは大変な労力で、フードプロセッサーでも簡単に出来ますね。
遠心分離の理屈で、牛乳の脂肪分と水分(ホエー)に分離するだけで、バター作りの原理はそんなに難しいものではありません。


月曜日に釜石で企業の支援相談のアドバイスをしたのですが、その中に洋菓子店があり、やはりバターの話になりました。
年末のケーキ需要の繁忙期に、バターの割当が相当大変だという話を聞きました。
昨年の実績の、大体7〜8割がバターの数量だそうです。
これだとケーキも減産しないとならなくなり、さらにこのバターの品薄が来年まで続くと、同じく今年の実積の割り当てから、7〜8割減らされるというのです。
これは死活問題ですが、かと言ってマーガリンはトランス脂肪酸の問題もあるし、バターとマーガリンの混合(コンパウンドマーガリン)は、比率によってはバターよりも高いのだそうです。

何でもかんでも無闇にバターに依存するものも限界、という話をして、バターを使用しないスイーツ作りにもトライしてもらうことにしました。
以前小麦粉が高騰した時には米粉を使用した物が出てきて、米粉はそれなりに一般市民権を得たと思います。
これからは多面的に考えれらる人が生き残ると思うのです。

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