2014年10月15日水曜日

料理名が読めない!

台風一過、急に寒くなってきましたね。何だか、秋を飛び越して初冬な天気です。
先週は大阪へ出張やらで久々のブログです。


断片的なフランス料理の覚え書きの続きです。
初めてパリへ行った時は「フォアグラ」さえ読めなかったハルコですが、「これではいけない!」と思い、にわかにフランス語の勉強を始めたのでした。
最初はフランス語会話テープ(テープですぞ!)を購入して、毎日“ウォークマン”(ウォークマンですぞ!)で、「ボンジュール、メルシー……」とやっていたのですが、自慢じゃありませんが、語学の才能はゼロでした。
オクサマは、アテネフランセや日仏会館でフランス語を習得しているので、日常会話には全然困らないのですが、それでも何とかしたいと思い、せめてレストランでの会話やメニュー(カルト)を読めるように、ピンポイントの学習に切り替えました。

まず色々なメニューの読み方の本を買ってきて、毎日時間を作り没頭していました。
東京のフレンチレストランでも、メニューが読めるようにと練習もしたのです。たいていフランス語の下に日本語も書いてあるので安心です。
最後はフランスに行く飛行機の中で、料理名をぶつぶつと暗唱していたのです。

それにメニューが読める読めない以前に、自分が食べたいものを構成する知識が必要ですね。前菜でこれを頼むならメインはこれとか、または逆算してメインを決めてから、遡ってオーダーを決める。当然ながら「慣れる」ということが重要でした。
30年程前に、日本のグルメガイドの金字塔『グルマン』を参考にしながら、数多のレストランに出かけていたのです。

話はパリです。
3度目だと思いますが、この時からちゃんとフランス料理を勉強しようと、取りあえずパリのミシュランの3つ星を制覇すべく、第1日目の昼に「タイユヴァン」へ出かけたのですが、ハルコ、タイユヴァンのメニューを逆さまにして「読めない!」と逆上していたのです。

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