2014年9月3日水曜日

残念な味

普段、外食で色々な料理を食べている時に、味についての感想を相手がいれば話すし、一人でも何らかの思いがあるものですね。その中で「どうしたら、こんなに美味しくない料理を出せるのだろう?」という店があるのです。
これって、不思議ですね。
ハルコ的には不味いと思うのですが、結構店は混んでいるのです。いやはや理解外です。それは、その店の価格帯が安い・高いという事とは別物なのです。


そう度々あるわけではありませんが、不味いと思う最大の要素は香りですね。
多分作りたては美味しかったはずなのに、冷蔵庫に入れている間に冷蔵庫の中の匂いが移ってしまったりするのですが、皆さん平気で食べているのを見ると気にならないのでしょうか。
塩分や糖度、酸味、辛さに対しては好みに個人差があるのですが、この場合はもう何を足すとかではなく「引くに引けない味」になり、やはりだめですね。
ただこれは、自分自身の体調が万全の時の話です。

また、夏期には塩分が随分違って感じられます。厨房は暑いので、料理人さんはどうしても味を濃くしがちです。
こちらも、日中汗をかいて塩分補給をしないといけないくらいなら良いのですが、中々そなん状態にはならないですね。
「うっ、今日の料理は塩気が強い!」と思います。料理人さんが海外から帰国した直後も、現地の濃い味付けのままの時もありますね(ある意味で良いのですが)。
最近は、不味いという表現を止めて「残念な」という言葉にしています。

ちょっと残念な味(我慢すれば食べられない事はない)
残念な味(2、3口は食べたけど、普通に不味い)
かなり残念な味(一口だけでギブアップ、当然食べられない)
驚異的に残念な味(ここまで来ると、逆にどうしたらこんなに不味く作れるのか学術的な興味を持ってしまい、食べた自分に欠陥があるのではと思う味)

不味いというのは実は美味いの延長線上ではなく、別の次元だと思うのですが、いかがでしょうか?

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