2014年7月9日水曜日

先週の土曜日から昨日(8日)まで、京都・大阪へ出張していました。
久しぶりだったので東京駅からウトウトしていて、「次は大宮」かと思ったら「新横浜」で、慌ててしまいました。
このところ、新幹線はもっぱら東北新幹線か上越新幹線ばかりで、すっかり勘違いしていたのですね。思わず自分で笑ってしましました。


今回は4日間京都・大阪におりましたが、毎日朝から色々食べていましたが(仕事の合間にですよ)、久しぶりに旨いと思ったものに「鮎」があります。
随分前に「鮎」に凝っていた時期があり、今日は四万十、明日は琵琶湖湖中、明後日は天竜川……といった調子で毎日のように食べていました。
和食ばかりではなく、フレンチで「鮎のワイン煮」なんていうのもいただきました。

鮎はどの調理法でも旨いのですが、ハルコは「蓼酢」が嫌いなのです。
蓼の葉をすり潰して(粘度を増すために米粒を入れる場合もあります)、米酢と合わせ裏ごしして鮎の塩焼きに付けるのですが、イマイチこの蓼酢の良さが判らないのです。
オクサマ曰く「ハルコは味覚が子供だから、苦味や酸味のある蓼酢が理解出来ないのよ」とのことですが……。

そんな中今回の大阪では、誘われて法善寺横丁の「本湖月」へ行きました。
法善寺横丁は随分前に火事で随分消失しましたが、現在では元通りになってます。
鮎の塩焼きが出てきて喜んだのですが、やはり、蓼酢が出てきてイヤだなと思ったのですが、何とこの蓼酢は旨いのですよ。
苦みもさほど強くなく、塩焼きの鮎と見事に調和してました。

それにしても、不思議ですね。
東京でも京都でも、随分と鮎の塩焼きに蓼酢はいただいてますが、大阪が違うのか、ここ「本湖月」が違うのかは判りませんでした。
自分の舌は変わっていないと思うのですが。
苦手なものが好きになった、法善寺横丁の一夜でした。

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