2014年7月18日金曜日

家事ハラの逆襲

何となく、昨日の「家事ハラ」の続きです。
ブログを始めたのは2011年の8月からで、まもなく3年になります。
その時に「ハルコがハルコになった理由」を書いたのです。


元祖「料理男子」の称号を冠された(?)料理通信2010年3月号より

主夫としてお手伝いハルコを名乗ってみると、楽になった部分と大変になった部分があります。
楽になったのは、“オトコ”という意思がどんどん希薄になったこと(えっ、それってオバサン化?)、大変なのは“真実と虚実”の境界線が不明になったことでしょうか。
雑誌の連載を読んだ方からオクサマヘ「毎日美味しいごはん作ってもらって良いですね」と度々話しかけられました。その度にオクサマは「ハルコの料理は本当は……」と冷や汗ものです。はい。
ハルコのことを知らない人に、「どんな仕事をしていますか?」と聞かれ、「はい、お手伝いです」と答えると、「あぁ、それなら今度の土曜日に庭の掃除に来てもらえる?」と、真顔で聞かれたこともありました(やれやれ)。

元々ハルコに「お手伝い」という冠を付けたのは、自分の仕事を振り返って「何だろう?」と、自問自答した時に「あぁ、色々な人の仕事のお手伝いするのが自分の仕事なのだ」と感じたからです。それと同時に、家事、特に料理は色々な面での応用が効くのではないかと思ったのです。
仕事の手順と料理自体の手順は、大変似通っていることに気が付きました。
これで仕事ばかりして家事(料理)を顧みない男子が、もっと積極的に料理を通して成長(?)出来るのではないか?と。
名付けて「料理ができない男は仕事もできない!」
いささか男子に挑戦的ですが、ハルコはそう思っています。ただ、「料理ができる男は仕事もできる!」と逆は保証の限りではございません。
献立て(企画立案)、食べる人のことを考え(市場調査)、冷蔵庫の中身の確認(在庫管理)、買い物(仕入れ)、調理(製造)、食卓へ提供(納品)、喜ぶ笑顔(顧客満足度)、片付け(管理)……。 決められた時間と少ない予算で最大の効果を上げる。まさに、料理と仕事のプロセスは類似しているのです。
これは現在でも思っていることで、家事から学ぶ事があるのではないか、というハルコの理屈なのです。

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