2014年5月21日水曜日

ジャンクフードは煙草より危険!?

この2日間、自宅マンションの水道管工事で軟禁状態でした。
水は出ないわ、トイレも制限があるわ……大変でした。
仕事にならないのでネットのニュースを見ていたら、国連のオリビエ・デシューター特別報告官(食料問題担当)は19日、「肥満は喫煙よりも恐ろしい健康への世界的脅威であり、課税するなど早急に対策を取るべきと提言したニュースが目に止まりました。


デシュター氏は2012年にも同様の警告を発していたのですが、全く進展せず、過去の警告は無視されていたのでした。
そこで、不健康な食品への課税や脂肪と砂糖の制限、ジャンクフードに関する広告の取り締まり、ジャンクフードの原料価格を下げることに繋がるような農業への補助金について再検討することなどを挙げたのです。
煙草の税金が高いのは、喫煙による疾病の増加を抑止する意味もあり、ジャンクフードに対する課税も同様に、肥満や生活習慣病の予防の意味で、医療費の増加を防ぐという所に繋がりますね。

これに先立ちWHO(世界保健機関)は、3月に砂糖の摂取量に対する上限目標をさらに半分にする新指針案を発表しているのです。
2002年に食物から取り込む熱量(カロリー)のうち、砂糖の割合を10%以下に抑える目標を設定していましたが、さらにこれを5%以下とすることを求めたのです。
これにより成人では1日に摂取できる砂糖の適量がこれまでの「50グラムまで」から「25グラムまで」に減ったのです。
砂糖25グラムは紅茶用スプーン6~7杯。炭酸飲料1缶には砂糖が約40グラム含まれ、これだけで1日の上限をオーバしますね。
その他にケーキやら菓子やらをパクつくと、どれだけ砂糖を取っているのかと思ってしまいますね。

塩分の制限は、ずいぶん以前から1日の摂取量は市民権を得るようになりましたが、今度は砂糖です。
ジャンクフードは確かに習慣性を伴う味ですね。
 昔、分とく山の野崎洋光さんと“だし”を食卓に広める話をしていた時に、「昆布が高いと言っても、昆布のだし1杯は清涼飲料水1本より安いんだよ」とおっしゃっていました。
砂糖が悪いのではなく、糖分も体には必要なものでどう摂取するかということで、過ぎたるは……ですね。

今日は、食事を摂取しない人達の単行本の打ち合わせしておりました。
これはこれで極端な本ですが、中々バランス良くというのは難しいのですね(ハルコ大いに反省)。

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