2014年3月3日月曜日

大きい本、小さい本

今日3月3日は雛祭りですが、ブログで雛祭りの事は書いたことがありませんでしたね。
雛祭りは、五節句の一つで本来は「上巳(じょうし)」といい、古来中国で3月3日を上巳として川で身を清め不浄を祓う習慣が日本へ来て、平安時代に宮中で曲水の宴を張り祓を行うようになりました。「上巳の祓(はらえ)」として形代(かたしろ)の紙の人形を作り、それに穢れを移し川や海に流したのが、現在の雛祭りの原型なのです。


思えば雛祭りに関しては、ずいぶん雑誌等で料理の仕事はしていたのですが、何か一番思い出に残る本は?と捜していたら、ありました。
もう35年前に制作した『決定版/料理の神髄 会席料理』という本で、表紙が東京の「新喜楽」で雛祭りの御膳を取り上げました。
吉兆を始め日本全国の一流会席料理店を取り上げた豪華本なのです。
この本がでかい!
片面A3で見開きにするとA2にもなり、もうポスター並みのサイズで、企画から完成まで2年かかったのです。
後にも先にもハルコはこのサイズ以上の本を制作したことはありまでんでした。

逆に小さい本(冊子ですが)は、片面B8というサイズで手掛けたもので、包丁に付属する冊子です。これが最小ですね。
写真をご覧ください。

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