2014年1月9日木曜日

鹿肉


神宮前「poco a poco」の仔鹿肉


昨夜は誘われて、2月に閉店になる神宮前のスペインバル「poco a poco」へ出かけました。席は6席はしかないのですが、30年の重みを感じさせる良い店です。
以前来たのはもう3年前でしたが、閉店は残念ですね。
名物のトルティージャからはじまり、スペインの味を堪能しました。
肉は仔鹿と仔羊のダブルでしたが、このところ鹿を食べる機会が増えています。
昨年末も銀座の「マルディグラ」で仔鹿を食べたし、この所鹿はブームとまでは言えませんが、随分市民権を得てきましたね。


銀座「マルディグラ」の仔鹿肉


元々、ジビエの季節には猟の解禁で、高級食材として食べられていたし、ハルコも鹿肉は20年以上前から国内やフランスへも随分と食べに行っておりました。
最近では日本で野生の鹿が増え過ぎて、害獣(人間の勝手な言い方ですね)として駆除される対象になり、今では食べやすいヒレやロースの他にも、工夫して食べられるようになりましたね。

最初に食べた時は、味が淡白で物足りなく思ったのですが、長年かけて少しは鹿肉の旨さが判ってきたのではないかと思います。
鹿肉は牛肉と比較して、タンパク質が3倍もありながら脂肪は1/10という低脂肪で、ヘルシーさが売りです。牛肉もサシが入ったものより赤身が人気のようで、消費者の健康志向にも沿っていますね。

昨年、伊勢丹のキッチンステージでも「オギノ」で鹿肉料理を提供しましたが、今年になって更にに鹿肉の人気が高くなってきたようです。
その内、鹿肉レシピの本でも企画しようかなぁ。

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