2013年10月4日金曜日

岩手の食材探し!

1日から3日間、岩手「地元へ帰ろうツアー」へ行き、昨夜帰ってきました。
12月4日から24日までの3週間、新宿伊勢丹キッチンステージで開催する、「賛否両輪」の笠原将弘さんと「オステリアルッカ」の桝谷周一郎さんと共に、岩手県の食材でのコラボのための食材探しの旅でした。

岩手生まれのハルコが言うのもなんですが、「岩手はでかい、ひろい!」
今回は、発酵醸造、果物、海産物、酪農、肉類、野菜……と多岐に渡りましたが、素晴らしい食材が沢山あるのを改めて確認しました。
岩手は食材のバランスが優れているのです。


以前から思っていたのは、子どもの頃に社会の教科書で岩手の産業を見ていくと、随分見劣りしていて「日本のチベット(チベットの方には申し訳ないですが)と、揶揄されていた時代がありました。
その頃から日本全体から1周遅れで、さらに2周遅れになっていたのですが、年月を経て来ると、2周遅れの岩手は実は先頭に立って走っていたのです。
どういう事かと言うと、自然を含めて岩手全体が荒らされずに、パーマネント化されていたのです。
色々な生産者の皆さんを廻って、自然の恵みを活かして安全な食材を作っていく、という姿勢を強く感じました。
山路酪農研究所(中洞牧場)の中洞正さんの酪農の考え方や、石黒農場の石黒幸一郎さんの寒冷地でも温泉の地熱を活かしたほろほろ鳥の飼育など、これからの日本の生産者の現場が目指す哲学に裏打ちされているのです。

食材探しと言いながら、今回は勉強嫌いのハルコとしては珍しく学習をした、という思いが強いです。
まずは年末のキッチンステージの岩手コラボに集中して、来年はさらに訪れていない地域の食材捜しの旅をしたいと思います。

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