2013年8月7日水曜日

バナナ


今日は「8」と「7」の語呂合わせで「バナナの日」だとか。
日本に初めてバナナが入ってきたのは、明治36年(1903年)のことです。
日清戦争(1894~1895年)後、台湾が日本に割譲されたことにより、台湾バナナが「移入」されるようになったのです(台湾は日本の統治下にあったので、「輸入」ではなく「移入」と言いました)。
台湾から約70kgのバナナが神戸港に到着した、4月10日が始まりです。
初めてバナナを食べた人達はどんな感想を持ったのでしょうね?

小さい頃に東京の叔父さんが、房になったバナナをお土産に持ってきてくれたことがありました。昔は、上野駅周辺では露天商によるバナナの叩き売りが沢山あったのです。
夜行の列車に乗る前に、お土産にとバナナを買ってくれたのですが、それは現在では「東京ばな奈」というスイーツに変化しているな、と前から思っていました。

この10数年、バナナの健康食品としての地位は高いようです。
特に「バナナは食物繊維も多く便秘解消に効く」と言われていますが、逆になる人もいるのをご存知でしょうか?
体に熱を溜め込む人には有効なのですが、バナナは南国の食材で体を冷やす「寒性」の食べものなので、冷え性で便秘症の人がバナナを食べると逆効果なのです。

ハルコは朝ご飯に、バナナを適当に切って器に入れ、牛乳と蜂蜜をかけて食べるのが好きなのです。
昔の食卓では、フォークとナイフでバナナの皮を剝いて食べる、というマナーがあったと思いますが、イマドキ、そんなバナナが出て来るシーンがあったら、まさに“そんなバナナ”ですね。

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