2013年4月3日水曜日

レシピって翻訳!?


レシピの話の続きです。
ハルコは毎日毎日、レシピを見ない日はありません。この所、色々な料理人さんからのレシピを見ていますが、書き手によって千差万別です。
普段、料理雑誌や本で見ているレシピは、相当その筋の専門家が判りやすく手を入れたレシピなのです。

メモ程度の材料と簡単な作り方が送られてくることが多いのですが、これがまた、読めない。判じ物のような手書きで来られると、もう大変!
特に和食関係の方のレシピは、判じ物のような傾向が強く、読み難いですね。
また、使われている調理用語が、狭い範囲でしか使われていないものもあり、翻訳するのが大変です。
そうなんです、元レシピを翻訳しないと一般の方には読めないのです。

また、和洋中問わずですが、日本語の間にそれぞれの国の調理用語で書かれていることも多々あります。
例えば「ニンジンをトゥルナージュして……」なんて書かれていると、「“トゥルナージュ?”ああ、日本語で“面取り”かぁ。でも、今度は“面取り”を知らない人にはどう書けば良いのか!?」と、悩む訳です。
さらに、面取りが判っていても、どの程度の面取りにするか……など、どんどん袋小路に入っていき、まるでレシピの迷宮です。

一度、鍋のレシピを引き受けた事があります。それも、ロブションです。
最初は簡単だと思ったのですが、これが大変!
食材が特殊過ぎて日本では入手出来ないものが多く、そのまま書いてもレシピにならないのです。
これを代用しようとすると、今度は果たしてこのレシピで同じ味になるのか!と、更に頭を悩ませるハメに。
結局入手可能な物に置き換えましたが、まさにレシピの“超訳”ですね。

※明日4月4日のブログはお休みします。
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