2013年4月25日木曜日

竹輪の穴

スーパ−などで竹輪を見つけると、直ぐに買いたくなってしまいます。
ハルコは竹輪好きなのです。
昔は牛乳をパックごと飲む時に、竹輪をストロー替わりに使ってました(実話です)。


なぜ竹輪が好きなのか?と考えてみたのですが、どうもその穴に秘密がありそうです。
思いつくままに、中心が空洞の食べ物を思い出すと、まず誰もが思い出す第1位はドーナツでしょうね。

穴の空いた食品は大体3つに分類されます。
ひとつは、ドーナツやベーグルのように中心に熱が通りにくいものに、穴を開けることにより均一に熱が通るようにしたもの。
これは、進化の過程で生じたもので、ドーナツに関しては、1847年にアメリカのメイン州のハンソン・グレゴリーさんが考案したとか。

次に竹輪のように、真ん中に芯になる素材(この場合は竹)を置き、周辺に魚のすり身をなすり付けて、蒸すか焼くようにしたもの。バームクーヘンも作り方は竹輪と近いでしょう。

最後に、どうしようもない事情で中心が過失してしまったもの。
イカリングが代表的ですね。

しかし、せっかく空いている穴をどうも埋めたがるようで、竹輪は真ん中にチーズやら胡瓜を入れて食べますが、竹輪自身としては迷惑だと思います。
さらに、イカはせっかく大きな空洞があるのに、何だか自分と関係ない物を詰められて印籠詰めなんて、まったく大迷惑ですね。

そう考えると、ドーナツに詰め物はしませんね(あまり、自信はないですが)。
あんドーナツというのもありますが、あれはドーナツと呼んでも良いのでしょうか?
確かにドーナツ屋さんでは、真ん中に何か別の物を加えていてもドーナツと言っていますね。うむ、何だか判らなくなってきたぞ。
やはり、ドーナツの穴は「存在と理由」が哲学的ですね。

でも、ハルコは竹輪の竹付きのままに売っているのも好きですが、こうなると焼鳥業界との接点は…………。

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