2013年4月22日月曜日

続・雑誌大処分始末記

日曜は朝から4月とは思えない寒さでした。
この2年越しの懸案「雑誌大処分」を決行した顛末です。


朝から事務所の奥に眠っている、函から、書架から、紙袋から、隙間から、と雑誌の創刊号やバックナンバーを、ホコリまみれになりながら床に積み上げて行きました。
古いものは高校生の時に買った「anan」や、中学生の時の「ボーイライフ」の付録から、週間漫画の創刊号、女性誌、男性誌、趣味の雑誌、経済誌、科学誌……。考えられるジャンルのほとんどの雑誌を収集していたのです。
きちんと数えておりませんが、創刊号だけで600~800冊くらいはあるでしょう。

長じて出版の世界に入ってからも、ともかく雑誌が好きだったのです。雑誌創刊も30誌くらいは携わっていたと思います。
その過程でも、仕事のために雑誌をせっせ、せっせ、と買い集めていた上に、古書店を廻り珍しい雑誌も収集していました。
古書店以外にも、神社の境内で開かれる骨董市でも戦前や戦後の雑誌を捜しました。
その結果、もう事務所は雑誌の山、山、山……。
以前、事務所の引越しの際にも大英断(?)して処分したのですが、また増え続けてしまいました。

そして2年前の東日本大震災で、事務所の書架から本が飛び出して崩壊!
いくら好きで集めても、雑誌の下敷きにはなりたくない!と処分を決心して、不要なものの多くは資源ゴミにしたのですが、さすがに創刊号などはゴミに出すのが憚られていたのです。

ネットで雑誌の引き取り手を捜していたのですが、中々ヒットしませんでした。
しかし今回、ネット専門で雑誌中心の古書店をしている人を捜して、処分をお願いしたのです。
さすがに長年収集してきたので一抹の寂しさはありますね。どうしても何冊かは手放せないものもありました。
取りあえず、この2年間の課題がひとつ片付きました。
ヤレヤレ!

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