2013年4月1日月曜日

うそつきな魚

新年度の月曜日。通勤の地下鉄の中にも新入学、新入社のような方を見かけました。
今日は言わずもがな「エープリルフール」ですね。ハルコはこの日くらいは“うそ”はつかないようにと思うのですが……。

四月馬鹿の起源は諸説ありますが、ハルコ的には1564年にフランスのシャルル9世が、従来のユリウス暦をグレゴリオ暦を採用し、それまでの新年を3月25日~(だいたい)から1月1日に変えた事に反発した市民が抗議して始まった、という説を推しております。


フランスでは、3月末に魚の産卵期に入って、4月からは禁漁になり、魚が釣れなかった漁師をからかうために、絵に描いたニセの魚を背中に貼付ける悪戯が、「プアソン・ダウリル(Poisson D'avril=4月の魚)の由来になったとも言われています。
そんな故事も、現在では魚の形をした菓子を食べる日に変わっているのは、スイーツ業界の陰謀でしょうか(笑)。

それとはまた違いますが、カソリックの「小斉」の金曜日は、キリストが十字架に張り付けにされた曜日なので、獣肉を避けて魚を食べるという習慣もありますね。
以前パリの魚専門のレストランへ、金曜日にワザワザ予約して行ったら満席だったのを覚えています。
さて、キリスト教徒ででもないハルコは、今晩は魚にするか、肉にするか……。

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