2013年3月18日月曜日

お花見弁当

今日発売の『週刊現代』のグラビアページ「ベスト・オブ・デパ地下弁当」のページに、ハルコ推薦のお弁当が幾つか登場しております。
桜も開花して、東京はいよいよ春本番ですね。


と、いうわけで今日はお花見弁当のお話です。
随分前から気になっているのが「弁当を食べる」という言葉ですが、正しくは「弁当をつかう」です。しかし、もう「弁当を食べる」が普通になってしまいましたね。

が咲き始めると、何だか気持ちが落ち着きませんね。今年はどこへ「花見」に行こうかと悩むところです。
そうなんです、「桜=花」なんですね。
自宅や事務所から近い場所だと、隅田川、上野、千鳥ヶ淵、青山墓地辺りでしょうか。
でも上野なんてもの凄い人ごみで、はなから行く気にはなれませんね。
もっぱら毎年、自宅から歩いて10分程の飛鳥山公園に行きます。自宅のマンションから飛鳥山の方角を見ると、霞んだ桜色がポチポチ見えてくると、お弁当とお酒を用意して出かけるのです。
いつも自宅から石神井川沿いへ、音無川に溢れている桜並木の散歩道を歩きながら、適当な場所を見つけ、お酒を飲みつつお弁当をつかいます。

昔は「桜なんか、花見なんか」と思っていましたが、今は桜を観ているだけでも楽しいですね。
ただ、桜は哀しい花ですね。ぱっと咲いたかと思うと、直ぐに散ってしまう。
よく桜は陰木と言います。だから陰木の下で陽気に騒ぐ。
逆に柳は陽木なので、その下にはよく陰気な幽霊が出る。
「さくら」の「さ」は稲の霊「早(さ)」を象徴し、「くら」は座の集まりを意味する、という説があります。
その年の五穀豊穣を祈願して、酒や食べ物を神様に捧げる宴をするのです。
今、生きていることに感謝したいと思います。

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