2012年12月14日金曜日

動かざるもの喰うべからず

12月は忘年会シーズンですね。連日宴会でお忙しい方も多いと思います。
料理屋さんは1年中で一番の稼ぎ時で、他の月とは数倍も違うようです。
と、いうわけで、呑み食べする気満々の方々が、夜な夜な徘徊している季節です。


昔から、なぜ12月になると「忘年会」で人が集うのか、イマイチ理解していないハルコなのです。
と言いながらも若い頃は、忘年会とクリスマスシーズンを楽しんでいた時期もあります。一晩で3つ忘年会を掛けもち、なんてこともありました。
歳とともに集団で飲み食いするのが、段々辛くなりますね。
普段よりも飲む量・食べる量が多くなり、寒いので体も動かさずに、体重が増える傾向にあります。
すると、体は相当ストレスを感じています。
動かないと、「動かざるもの喰うべからず」です。
年末の忙しい時期の忘年会ゆえ、そのエネルギーは大変なものですね。

なぜ「年を忘れたい」のでしょうか。
この1年よほど辛いことがあり、その年の事は忘れてしまいたい、ということでいいのか?と最近は思います。
忘年会とは、どうも東アジアに根付いている文化のようで、中国の「年夜飯」台湾の「尾牙」韓国の「送年会」と、似た風習があります。
忘年会とは、「リセット」したいと考える国民性の共同体幻想のような感じがします。
昨年の大震災以降、その年の事は記憶にしっかりと留めておきたい、と考えるようになりました。
そんな気持ちの忘年会ならいいのですが、忘れてしまい学習能力が欠如してしまわないよう、反省や悔い改める12月にしたいとハルコは思います。

今日は元禄15年に赤穂浪士が吉良美央を討ち取った日です。
ある意味、吉良邸は忘年会疲れの不意をつかれたようなものですね。
油断大敵です。
あぁ、今晩は「油断大敵教会」の忘年会だ!

0 件のコメント:

コメントを投稿