2012年9月18日火曜日

俳喰 その2

前にも書きましたが、昔の人は(ハルコ昔人?)食のことわざを判り易く、覚え易く、言葉で伝承(?)してました。子どもの頃は、親より上の世代からよく言われたものですが、現在の大人は果たして子どもや、若い世代に対してそんな“言い草”を持ってないような気がします。


前回「俳喰」を作ろうと思いついたのですが、五・七・五の17文字では情報が入らないので挫折してしまいました。
手元にある「食のことわざ辞典」をパラパラと見ていると、意外に知らないことわざに出会うものですね。
ハルコが知らないだけなのかは不明ですが、こんなものことわざか?と
いうのものの中から現代にも通じるものを捜してみると、

砂糖食いの若死に
これは、現在の食生活にも繋がりますね。必要以上に糖分を取り過ぎると、体を壊すという戒めですね。

贅沢が過ぎての食好み

グルメも極めてしまうと、変わった珍味を求めるという意味ですが、そんなに珍味は旨くはない。

鯛も一人ではうまからず
最近はお一人様で、そんなこと無いという方もいるでしょうね。

鳴る腹にたたりなし
お腹が鳴るのは自然の摂理で、逆にお腹が空いていないくても食べなくていけない状態は不幸ですね。

痩法師の酢好み
これは知りませんでした。昔、八瀬の法師が酢と偽って酒を飲んでいたそうです。
今の感覚ではよくわからないのですが、昔の人は酢は身体に良くない考えて、酢を飲めば痩せると、信じていていつの間にか「八瀬」が「痩せ」に転じたそうです。
このことわざは逆にイマっぽいですね。

一尺の薪をくべるより一寸の蓋をしろ
これは、判り易いですね。いくら火力を強くしても無駄になるだけで、蓋をした方が効率は良くなります。

天ぷら油に梅干し
へたった油に梅干しを入れると、油がよみがえるそうでうすが、本当でしょうか。

まだまだ、たくさんありますが、この項書きかけです。

0 件のコメント:

コメントを投稿