2012年8月31日金曜日

かつお節

かつお節削り器を3つ程持っています。
ハルコの理想の食事は、かつお節を毎日削り、昆布と一緒に合わせてだしを引き、それを元に料理することです。
では、普段からかつお節削り器を頻繁に使っているかというと、そうでもないのです。
使うのは気合いを入れて料理しようと思う時だけで、これじゃダメだと思っております。かつお節も日本橋のにんべんさんから本枯節の良いのを買ってきているのですが。


さて、このかつお節削り器ですが、どのくらいの需要があり、どのくらいの人が欲しているのでしょうか。
大量に使う日本料理のプロだって、逆に築地などで店に合う様な削り方で袋詰めで注文しているし、削り節はその場で香りが良い状態で削って出すだけですね。
神楽坂の「石かわ」が開店した当初は、石川さんが献立外で先付けに削節を出してくれた時代もありましたが、これが結構高めの値段でした。

実は、家庭用でさらに使い易い削節器を2年程考えては、中断しているのです。石川グループに相談をして「石かわ」「虎白」「蓮」の4料理長(石かわにも石川秀樹さんと別に料理長がいます)と研究会をしていたのですが、中々進まずに難儀しております。
どうしても、家庭で本当に需要があり、売れるという確証が持てずにいるのは、自分の発想視点が間違っているのかと悩むのですが、早く結論を出さないといけませんね。

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