2012年8月27日月曜日

美味しいものを食べると不幸になる!?


暑い中、仕事の合間に今日のブログは何を書こうかと考えていました。
が、何も思いつかない!
どうも、暑いと脳もサボタージュするようで…。
そこで、今まで食べた料理で何が一番旨かったかを思い出そうとするのですが、これがまた、不味い食べ物しか出てこない。
やはり、暑いせいかしらん。

この歳になると、そうそう初めての料理や味には遭遇しませんね。
同じ物を食べていても、過去に食べたものとつい比較してしまいます。
「これより、あそこの○○は旨かった」とか、「これはまぁまぁだけど、○○に比べると残念だがイマイチ」なんてね。
ある時に、ハッと思ったのです。
「今、食べているものが最高の味なら、 これ以上の味は見つからないのでは?」
と、不安になりました。
最高に美味しいと思ったら、その後には不幸が行列を成しているのではないかと。

味覚の探求は、よりよい美味しいものに出会いたい、という欲望ですね。
ところが、最高に旨いものに出会うと、それ以上のものには出会えないと考えれば、不幸ではないでしょうか。
でもご心配なく。美味しいものは記憶が薄れてぼんやりしてきますが、不味いものは年を経ても不味さが増幅され、純化されていつまでも覚えているのです。

と、ハルコは考えているのですが、皆さんはどうでしょうか。

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