2012年8月20日月曜日

ノブコとハルコ

昨日、今日と新宿伊勢丹キッチンステージで、脇屋友詞さんによるセミナーがありました。
今日で終了ですがセミナー自体も大盛況で、おかげさまでメニューは連日売り切れで、商品の販売数もかなりありました。
終了後に脇屋友詞さんと記念撮影しましたが、左にいらっしゃるのは料理研究家の木村伸子さんです。
実はこの3人には深いご縁があるのです。


話は10年以上前に遡ります。
脇屋友詞さんが、赤坂に現在の「wakiya一笑美茶樓」を開店して間もない頃です。
ハルコとオクサマが赤坂の脇屋さんの店で食事をしておりました。
その時にノブコさんが隣のテーブルにいたのです。ノブコさんはオクサマとは以前面識があったようですが、本人かどうか確認が出来なかったそうです。
こちらの二人の会話が「ハルコ」「オクサマ」と尋常ではない呼び方で、ノブコさん「ピーン!」と来たそうです。
ノブコさんは脇屋さんの所へ行き「あそこにいるのは……?」と尋ねたそうです。
するとオクサマの身元が割れて、「相手はハルコだ!」と判ったのです。

その頃ハルコは『料理王国』で連載をしていたのですが、それ以前に『正しい食卓』という雑誌でも「お手伝いハルコの献立日記」という連載をしておりました。
その本を、料理評論家の見田盛夫先生(故人)が、ノブコさんにハルコという存在は面白いよ、と教えてくださっていたのでした。

ノブコさんがテーブルに来て、「あなたがハルコさんね!」と握手を求めてきたではありませんか。
脇屋さんはハルコの存在すら知りませんでしたが、思わずハルコも有名になったもんだ、とお腹を叩きました。

月日は流れて、ハルコは貝印脇屋友詞さんの調理器具開発をするようになり、ノブコさんは貝印のカイハウスで、セミナーなどの企画を担当するようになり、お互いに貝印に関わっていたのですが、知らないままに時間が過ぎて、ある時に同じ貝印の仕事をしていたと気が付いたのです。

現在ノブコとハルコは、伊勢丹のキッチンステージのお手伝いをしており、今日は最初に会うきっかけを作ってくださった脇屋さんと3人で写真におさまりました。
不思議なご縁ですね。

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