2012年8月16日木曜日

ビックリ水ください!

料理関係の仕事をしていると、自分の中では常識と思っていても一般的ではない判らない言葉があるものです。


いわゆるレシピという事柄(料理の作り方)も、いつの間にか定着しまたよね。
元々、ラテン語の“recipio(レキペオ)”から派生した“処方”という意味が、英語の“recipe(レシピ)”、フランス語で“recette(ルセット)”になったのですが、もう日本語の一部ですね。

料理関係の仕事をしていて感じた一番の変化は、熱源の表記でしょうか。
直火の時代は(主にガス)強火・中火・弱火くらいで済んだのですが、IHの発達で強火などの言葉も残っていますが、数字で「10とか5」等の表示をする場合もあります。

さて、ここからは実話ですが、昔有名な雑誌の料理ページの担当になった新人女性編集者が、先輩のベテランデスクから撮影用の食材を買いに行くように命じられました(本当に昔で、フードスタイリストさんなんて職業の無い時代でございます)。
彼女は、デスクからもらったレシピを元にスーパー(青山紀伊國屋)で色々買いましたが、どうしても判らない食材がある。
そこで、店員さんに「すみません。ビックリ水をください」

これで、疑問に思わない方は読んでも判りませんね。
 (続く)

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