2012年6月15日金曜日

日本酒の名前が読めない!

はるか昔の話で恐縮ですが、お酒には特級、一級、二級の等級があった時代がありました。特級だから旨くて二級だから不味いという区分ではなく単なる酒税の関係だったのですね。その頃はお店でも灘の酒が多く、剣菱、月桂冠、松竹梅と酒界のナショナルブランドが占めてました。
 段々日本酒離れが進み等級制度が無くなり、地方の蔵元さんからも多くの酒が流通し、日本酒を色々と取り揃える専門店も増えて、かえって日本酒は幅広く愛飲されるようになりましたね。

と、いう話ではなく「日本酒の名前が読めない!」とハルコは嘆いたのであります。
先日もとある和食屋さんへ出かけて、まずビール、そして日本酒という運びになり、日本酒のお品書きが出て来たところ「????」
この店はあまり出回っていない日本酒を置いているようで、ほとんど飲んだ事はもちろん見た事さえありませんでした。それ以上に字が読めない!

読めないというのは2種類あり、文字通り読めない、どう読んで良いのか判らない。まぁ、匙を投げる、タオルを投げたくなる難字ですね。
もうひとつは文字は簡単だがどう読むと正しいのか判らない。
卑近な例だと東京に「桜泉」というお酒があります。この2文字は読めるのですが、「おういずみ」「さくらいずみ」「おうせん」と幾通りにも読めますね(答えは「おういずみ」)。
何だか注文する際に、こちらの漢字知識の無さを露呈しているようで頼みにくい!
お店の人におずおずと「これは何と読むのですか?」と小さな声で聞くのですが、カウンターで他のお客がいると、間違いを笑われるのではと思ってしまって、頼みにくい!
お品書きに“るび”でもふってくれればと思うのはハルコだけでしょうか?

ちょっと見て読みにくい例を上げてみます。
「熊古露里」「雪晒」「阿弓流爲」「霞城寿」「猿庫の泉」「亀亀覇」……。
もう少し漢字のお勉強して見栄を張ろうかなぁ。

※答えはクマコロリ、ユキサラシ、アテルイ、カジョウコトブキ、サルノクラノイズミ、カメカメハ

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