2012年5月1日火曜日

食のエバンジェリスト


連休4月30日、アップルストア銀座にて「食のエバンジェリスト達が“美味しい”を語りつくす!」会へ参加してきました。
3人の食の達人、『味の手帖』編集顧問マッキー牧元さん、『東京いい店うまい店』編集長の柏原光太郎さん、『東京最高のレストラン』編集長の大木敦夫さんのスペシャルトークイベントです。
最近気になるお店や料理から、最後の晩餐で食べたいもの、銀座でのおすすめのお店に、それぞれのメッセージという構成に、場所を銀座ライオンに移動しての懇談会と楽しい1日でした。

元々はエバンジェリスト(evangelist)とは、キリスト教における福音伝導師や、変じて改革運動者という意味です。
“食の伝道師・食の改革者”の3人のお話を聞いているうちに、頭の中ではバッハの“マタイ受難曲”が響いてきて、キリストが磔にされるシーンを想像していまいした。
マタイ受難曲も、“エバンゲリスト”(福音史家)のレチタティーヴォ(叙唱)で聞こえてくるのは“グルメの受難”ですね。正確に言うと“グルメの伝道師達の受難”でしょうか。

かつては、食の批評家(伝道師)はそれなりの役割と伝道書(グルメガイド)が果たす福音(食の情報)は大切なものでした。
それが、ZAGAT以降はカソリックからプロテスタントへ移行したごとく、大衆が福音書(ガイド)作りに参加し、ネット福音書では、それぞれが自らの福音書を出せる時代へと変容したのですね。
それにより、偽キリストの預言が跋扈し、間違った伝道も流布されたのです。
さすがに、3人の食のエバンジェリストは正しい福音を私達に与えてくださいました。

連休中なのでブログも今週は今日と明日の2回で、8日までお休みです。
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ハルコ

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