2012年4月18日水曜日

旅と食……6 タイ篇

昨年8月8日にブログを始めて、いつの間にか200回超えていたんですね。
想えば昨年の夏は、異常なくらい暑かったですね。その上、計画停電に節電と大変でしたが、今年の夏も大変になりそうですね。


と、いうわけで大変……ではなく、“タイ篇”です。
ご存知の様にタイの季節は、暑い、ものすごく暑い、死にそうになるくらい暑いの3段階です。
暑い時は対処療法で熱いものを食べるに尽きますね。

タイに行きはじめた頃に日本ではエスニックブームが起こりつつありました。
エスニックは本来は“民族”の意味ですが、いつの間にか東南アジアや南米などを指す言葉になってしまいました。
今考えても、エスニック料理の発端はタイ料理でしたね。当然といえば当然ですが、東京でタイ料理に出会い、段々タイ料理の虜になっていったのです。

その頃ハルコの趣味は、東南アジアのリゾートホテルで過ごすことでしたが(今思うとちょっとバブル?)、タイのバンコックにはオリエンタルホテルがあるのです。
メナムチャオプラヤを水上タクシーで水上マーケットを探訪したり、市場で買い物をして、タイ料理を食べる、なんてハッピーな日々でした。
ただ、料理屋さんに行ってもタイ語は読めない・話せないので、事前にタイ語を丸写ししたノートを作り、店でタイ語を指差し「ガイ・ヤーン、パァッ・パッカーナ……」てなやり取りをしていました。
帰国すると、またタイに行きたくなるという不思議な国ですね。辛いもの好きとしては天国で、毎日シン・ハービールをどのくらい飲んでいたでしょうか。

そしてまたタイに行ったのですが、ある時にタイ料理を食べていて、突然辛いタイ料理が食べられなくなったのです。
あの「ネズミの糞」という名の激辛青唐辛子プリックを平気でばくばく食べていたハルコが、辛い料理で泣く羽目になりました。
辛いと叫んで、一番してはいけないこと……水を飲んだのです。
水はさらに辛みを増します。そんな時は砂糖を舐めるのですが、砂糖もなく……。
ハルコの辛み一生分のキャパシティが無くなった瞬間でした。
それでもオクサマに言わせれば、ハルコは平均以上に辛いものを食べているのでした。
今では穏やかに辛い料理とお付き合いしております。

次回はバリ編へと続く。

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