2012年2月28日火曜日

ナポリタン賛歌

ハルコは大を3つ付けても良いくらい、ナポリタンが大大大好きでございます。
さらにオクサマもナポリタンが好きです。ナポリタンは日本発のパスタ料理ですが、国際的になることは多分ないでしょう。


ハルコは「日々是甚六」と言うくらいに「甚六」に入り浸っております。ともかく旨くて安いのです。
「甚六」は和食を中心にした居酒屋ですが、お気に入りはナポリタンなのです。当然店のメニューにもなく、裏メニューでもありません。食べたい時は、我が侭にすべての材料を持ち込んで作ってもらうのです(真似しないように!)。昨日はオーダーできなかったので次回は食べるぞ!

さて、何故「甚六」のナポリタンが旨いのか、実は秘密があります。オーナーの永谷さんは、日本のイタリアンの草分けの一つで修業をしていたのです。
戦後米軍相手に、六本木でアメリカ人ニコラス・ザペッティが開業した、その名も「ニコラス」という店でした。
同じ六本木に開店した「アントニオ」「キャンティ」よりも4、5年早かったのです。

ナポリタン発生の説はいくつもありますが、その一つに進駐軍の軍事食「ミートボールスパゲッティ」という説があります。ニコラス・ザペッティは進駐軍出身なのです。
そう考えると「甚六」のナポリタンは正統(!?)派なのです。

イタリア料理でナポリタンに近いもの(変な表現ですね)が「スパゲッティ・アッラ・アマトリチャーナ」です。これは、パンチェッタ(ベーコン)に玉ねぎ、トマト、唐辛子を合わせたソースに、ペコリーノ・ロマーノ(羊乳チーズ)をかけたもので、ハルコはイタリア料理屋さんでも頼みますが、トマト(トマトケチャップ)と唐辛子(タバスコ)じゃないと「本当の味(!?)」にならないので、無性にナポリタンが食べたくなるのです。

アルデンテなんてややこしいこと言わないで、茹で過ぎなくらい柔らかなスパゲッティを、音を立てながらすする至福の時間なのです。

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