2012年2月14日火曜日

チョコレート事始


2月14日は本当に年中行事化した「聖ヴァレンタイン・デー」ということで全国でチョコレートの移動日らしいですね。
ハルコはチョコレートより煎餅の方が好きなのを知っている人も多く、この日はよく煎餅をいただくのですが。

モノの本によると、日本では神戸の洋菓子メーカー「モロゾフ」「St.Valentine's Day」1936年(昭和11年)に英字新聞「The Japan Advertiser」「愛の贈り物としてヴァレンタインにチョコレートを贈ろう」と広告を出したとされております。
しかし、モロゾフの創業1931年のカタログには、すでにヴァレンタインチョコレートの名前があり、日本では(というより、日本だけの現象)は80年を超す歴史なのですね。
その当時、モロゾフの創業者モロゾフと二代目の葛野友太郎による、経営権を巡る問題があった時期らしいのですが、これはまた別な話です(興味はありますが)。

日本人で最初にチョコレートを食べたのは誰か、を調べていたらありました。1987年(明治6年)、明治維新後に遣欧使節の岩倉具視一行フランスのリヨンでチョコレート工場を見学していますね(さらに古い1617年支倉常長の遣欧使節は、スペインでチョコレートを食べているらしいのですが)。
そこで食べたチョコレートの味はどんなものだったでしょうか。
チョコレートが日本でも製造されるようになっても、「泥を固めてた」「牛の血を固めた」などと言われていた時代(ハルコも知りませんよ)から、こんなにチョコレートが一般化して、尚かつ手作りまでする時代って凄いですね。

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