2012年2月6日月曜日

海苔の日


今日2月6日は「海苔の日」です。
1967年(昭和42年)に全国海苔貝類漁業組合連合会が制定しました。

なぜ、この日かと言うと701年(大宝1年)大宝律令が制定施行された日だそうです(太陽暦換算)。海苔が「調(年貢)のひとつになったのです。
普段何気なく食べている海苔は「調」の中の藻類の中でも(紫菜・むらさきな)貴重なものでした。庶民の口には入らないくらい高価な、当時の高級食品だったのです。

庶民の口に入るようになるには、江戸時代の浅草海苔の登場からです。江戸初期では、海苔は精進料理に親しむ寺院を除けば一般的ではないですね。
寛永20年(1643年)『料理物語』には「浅草のり」という名前が見られますが、この当時は醤油ではなく、溜(たまり)で味付けされていたようです。
江戸名物になる「浅草海苔」は、亨保年間(1751年)頃に現在の乾海苔の原型「妙きのり」が発明以降ですね。多くの専門問屋出来て、全国へ浅草海苔が広まったのです。
こうして日本全国で海苔の採取加工が行われて、現在の海苔産地が形成されるようになったのです。

ハルコはかなりの海苔好きです。ご飯なら海苔だけで何杯もいただけます。
海苔むすびや海苔巻きも大好きですね。
極めつけはやはり「海苔弁」ですね。どか弁に海苔を何段にするか。醤油で染み込んだ海苔とご飯が何層ににもなっている姿を想像するだけで涎が止まりません(じゅる)。
明日海苔こさえよう!

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