2012年1月30日月曜日

ブルゴーニュ利き酒騎士団


1月28日(土曜日)は、オクサマが所属している「ブルゴーニュ利き酒騎士団」の親睦会が、四谷の「オテルド・ド・ミクニ」で開催されました。
普段は騎士団団員だけの会ですが、当日はお手伝いの身分ではありますが、ご相伴と相成りました。

ブルゴーニュ利き酒騎士団は、正式には「La Confrérie des Chevaliers du Tastevin(コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン)という長い名称を持っております。
フランスのブルゴーニュワインのソサエティーで、1934年に創立され、ここの会に入会するためには会員2名の推挙と書類審査があります。日本支部は1995年の1月28日に誕生して、当日は葡萄酒の守護聖人「St.Vincent(サンヴァンサン)を祝う日でもあるのです。
現在、会員はフランスを中心にアメリカ、日本など1,100名程の人数です。

単にブルゴーニュワインの愛好家というばかりではなく、フランスのブルゴーニュ地方の食とワイン文化に貢献した人々が会員になっております。
オクサマがブルゴーニュ騎士団の会員になったのは5年程前でしょうか。ブルゴーニュのクロ・ド・ヴージョで毎年開催される叙任式を経て、正式な会員になる事が出来ます。
冒頭の写真は、会員の証のブルゴーニュワインの利き酒をするための「タートヴァン(銀製の試飲用のカップ)です(不遜にもハルコ入ってみました)。

●サンヴァンサン
まぁ、日本の酒の神様「松尾大神」みたいなものですね。
云い伝えによると修道士サンヴァンサンは、ワインをブレンドして瓶詰めする「ネゴシアン」が水でワインを薄めて売っていたのを懲らしめて聖人になった人です。
ネゴシアンの薄めて出したワインを自分のマント(聖衣)の上に振りかけると、ワインと水に分かれたそうです。
それ以来、葡萄やワインを作る人々からワインを守る神様として祀られ、「サンヴァンサンを祝う祭」が葡萄の選定の時期の1~2月に行われるようになったのです。
美味しいミクニの料理とブルゴーニュワインで、楽しいひと時でございました。


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