2012年1月17日火曜日

柿ピー原理主義……1


食べ物屋さんに行ってビールを頼むと、突出しに「柿ピー」が出てくる場合がありますね。
ハルコ、長年この「柿ピー」のことを考えているのです。かれこれ30数年は考えているでしょう。それは、柿ピーはどうあるべきか、という非常に哲学的な問題であります。

最初に考えたのは「帝国ホテル・オールドインペリアルバー」でのことです。ご存知の方も多いと思いますが、この伝統的なオールドインペリアルバーこそ、柿ピーの発祥地と言われております。
始めてこのバーへ行った時、突出しで柿ピーが出てきた日のことはよく覚えています。それまで何気なく食べていた柿ピーが、光輝く存在になったのです。
戦後GHQが占領していた時代、帝国ホテルは外国人ばかりでした。ピーナッツが高いので増量させるために柿の種を混ぜたとか。

そこでまた、妄想しちゃいました。

昔々、雪深い越後の地に、柿の種子という可愛らしい娘に、茨城から(もしくは千葉方面)からピーナツ男という男が訪れました。

「お、お、お嬢さんの柿の種子さんをお嫁さんにください……」

そうすると、柿の種子のお父さんは、「嫁には出さんが、婿なら迎えてやる」
と、話がまとまり、目出たく婚儀とあいなりました。

柿の種子ピーナツ男は人も羨む中で次々に子宝に恵まれて、10人の子が生まれました。
しかし、その女の子と男の子の割合は「柿の種子が7人、ピーナツ男が3人」とも言われておりますが、定かではありませんでした。
やがて、長い時を経て、柿の種子ピーナツ男の子孫達が集まった時に、ご先祖様の最初の 10人兄弟姉妹は、柿の種子ピーナツ男の割合が7:36:4はたまた、5:5と紛糾したのでした。

この話、明日に続く。

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