2012年1月13日金曜日

元祖「料理男子」

一昔前(と書くと、何だか年寄りじみてますが…)家庭で男性が料理をしたり、料理に対して語るというのは一般的ではなかったようで、逆にプロの現場で女性料理人というのは珍しい存在でありました。
それが今や当たり前になり、ハルコの食べに行く料理屋さんでも実力派の女子が沢山頑張っていて、頼もしいですね。
で、ハルコはというと早く兼業お手伝いから専業お手伝いに昇格したいのですが……。

そんなハルコですが、「元祖料理男子」という称号を持っているのです。
ハルコのことを知らない人に、どんな仕事をしていますか?と聞かれ、「はい、お手伝いです」と答えると、「あぁ、それなら今度の土曜日に庭掃除に来てもらえる?」と真顔で聞かれたこともありました(やれやれ)。


元々、ハルコにお手伝いという冠を付けたのは、自分の仕事を振り返って何だろうと、自問自答した時に「あぁ、色々な人の仕事のお手伝いするのが自分の仕事なのだ」と感じたことでした。それと同時に、家事…特に料理は色々な面での応用が効くのではないかと考えたのです。
そんな活動を話している内に、皆さん勘違いして「料理が上手なハルコさん」というイメージがついたのですが、本意は「料理を通じて仕事のダンドリを学ぼう」ということなのです。

仕事の手順と料理自体の手順は、大変似通っていることに気が付きました。これを踏まえれば、仕事ばかりして家事(料理)を顧みない男子が、もっと積極的に料理をすることで、料理を通して成長(?)出来るのではないかと思ったのです。

名付けて「料理ができない男は仕事もできない!」
いささか男子に挑戦的ですが、ハルコはそう思っています。ただ、「料理ができる男は仕事もできる!」と逆は保証の限りではございません(よ)。

献立て(企画立案)、食べる人のことを考る(市場調査)、冷蔵庫の中身を確認(在庫管理)、買い物(仕入れ)、調理(製造)、食卓へ並べる(納期)、喜ぶ笑顔(顧客満足度)、片付け(管理)……。
決められた時間と少ない予算で最大の効果を上げる。まさに、料理と仕事のプロセスは類似しているのです。
その内『男のダンドリ料理術』的な本を書きたいと思っております。

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