2011年8月9日火曜日

日々是 甚六 哉


昨夜はハルコの事務所の近くの「甚六」へ、久しぶりに出かけました。
甚六は青山で1974年から営業している老舗(?)の居酒屋さん。
エッセイストの平松洋子さんも大好きと言っていたお店です。

取材でも何回もハルコはお世話になっており、現在は永谷さん親子二人で切り盛りしております。
以前、ANAの海外機内誌の日本特集(英語版)の見開き扉で右ページに浅草雷門、そして左に我らの「甚六」が掲載されました。
「日本へ行くなら、甚六へ!」……でも、甚六で外人さんは見た事がありませんが…。
以前から、甚六の料理本を作りたいと考えておりましたが、中々(ハルコの怠慢で)実現にいたっておりません。
オーナの永谷敏行さんは、料理人にして釣師。日々料理の工夫に精進しておられます。
わが家のオクサマも甚六の料理の大ファンで、ハルコはうろ覚えの甚六レシピを食卓へ供することも多々あります(ちゃんと覚えてねハルコ。:オクサマ談)。

甚六を代表する一品と言うと(永谷さんに確認済)、やはり「玉子のいなり揚げ」でしょうか。
初めて甚六へご案内する時の絶対メニューです。
昨夜も貝印のKさんをご案内。
現在貝印(ハルコここでもお手伝いしております)で、SELECT100というキッチンブランドの、ボウル・ザルの新開発をしており、その担当者がKさんです。SELECT100については、いずれご案内します。

当然、玉子のいなり揚げ攻撃! いや、やはり甚六名物は旨い!
この店の隠れメニューで「ペッパーチャーハン」と言うのがありますが、これは黒板メニューに書いていないだけで大定番。
本当の隠れメニューは、スパゲッティナポリタン!!
永谷さんは元々、イタリアン黎明期のニコラスで修行した料理人。永谷さんが作るナポリタンは絶品でございます。
ただ、そのために最初は材料のパスタ(マ・マースパゲッティ1.7mm)、タマネギ、マッシュルーム、ピーマン、ハム、トマトケチャップ、粉チーズ、タバスコとすべて持ち込みました(良い子のみなさんは絶対まねしないようにね!)。
日本で生まれたナポリタンに一番近いのが「スパゲッティ・アマトリチャーナ」ですが、スパゲッティからラグー(具の部分)を取り除いたものが「スパゲッティ・ナポリターノ(ナポリ風)」ということになります。

今度、また作ってもらおう!(よだれ、ジュル、ジュル)



左:「お手伝いハルコと学ぶ 中高年からの家庭科/ペッパーライス(甚六)」(料理王国/2003年6月号)
右:「4人のヘビーユーザーが厳選 最強のレストランガイド/プライベート編」(料理通信/2008年4月号)




5 件のコメント:

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  2. 貝印 K2011/08/10 18:08

    ハルコさん、先日は素敵なお店ご案内していただきありがとうございます。貝印のKです。玉子のいなり揚げはほとんど私が食べてしまい、申し訳ありません!おいしかったのです(笑)。ペッパーチャーハン!確かにメニューにはなかったです。行くときはメモしていかないといけないですね♪スパゲッティは食べてないので、次是非また食べたいです!コメントが食べ物ばかりで・・・。新潟お気をつけて行ってきてください~

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  3. 貝印 K さま。
    コメントありがとうございます。
    次回は別のお店をご紹介いたします。
    明日から月曜まで新潟でボウルの研究に励みます。
    お盆明けにまた、ご相談いたします。

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  4. ペッパーチャーハン、美味しそうですね。またナポリターノも懐かしいです。小野シェフに作ってもらって食べたいですね。

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  5. マダムマリさま
    投稿ありがとうございます。

    懐かしくも、楽しい時代でしたね。ハルコ

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