2011年8月20日土曜日

だしに始まり、だしに終わる……長~~いお話。その3

貝印のマーケティングプロジェクトが終了し、”だしポット”のことは頭の隅から消えておりました。
ところが、災難とKさんの電話は突然やってくる(そんなんもないですよね)。
またまた、有田の商社(産地問屋で有田焼の和食店向けの企画販売)Kさんご登場です。

Kさん曰く、有田で行政から支援事業の認定を受けたので、商品開発から販促までの手伝いをしてくれとのこと。
「だしポット」の製造をしている有田の窯元「福泉窯」さんが中心になってプロジェクトを行うので、参加してくれとの依頼でした。
なにせ、本業はお手伝いハルコでございます。
はるばる、佐賀県は有田までお手伝いに行きました。いゃ、文化の違いって面白ですね。

ハルコは、オクサマから、口跡が悪い、滑舌がダメ、訳の判らないことばかり言う…、といつも叱られておりますが、九州の言葉は違いますね。豪快というか、うるさいというか……。
直接これから一緒に仕事をする方々は判りやすく話してくださるのですが、地元の業界組織のエライ方と話していると、耳元で太鼓が炸裂してるような、「ドガギャンも、コギャンも、ドゲナァもんば、……と、タイトね」
それに、ハッキリモノを言うので、一瞬ケンカしてるの?という気分になります。
こりゃ大変だ。三角巾(ハルコのトレードマーク)をしっかり結び直して取り組まなくては、と決心したのでございました。

ここからが、足掛け3年に渡る有田詣での始まりでした。
その間、台風に翻弄され、大雪で山で遭難しかかり、チャンポンを沢山食べ、佐世保のバーで、酔い潰れ……。お話はまだまだ、続くのでございます。
(つづく)

●ジャガイモが届きました。
長~~いお話の続編あり、商社のKさんと、窯元さんSさんがハルコの事務所にいらっしゃいました。
その時に、料理写真家の渡辺七菜さんがジャガイモを届けてくださいました。
七菜さんは、日本の料理写真界の頂点、佐伯義勝先生の門下で素晴らしい写真を撮っております。
彼女は以前から米作りや野菜作りにも励んでおります。
その農園でご自分で作ったジャガイモを、何と、何と…16種類もいっぺんに持ってきてくれました。七菜さん、ありがとうございます。

種類は、男爵、スタールビー、キタムラサキ、ドロシー、シェリー、シャドークィーン、アンデスレッド、ベニアカリ、コガネマル、サヤアカネ、トカチコガネ、北アカリ、ノーザンルビー、はるか、インカのめざめ、ジャガキッズパープル……。壮観ですね。
果たしてハルコのジャガイモレシピは幾つ出来るのでしょうかね。挑戦です!

0 件のコメント:

コメントを投稿