2011年8月12日金曜日

不便って美味しい 由来 その3

元祖「料理男子」の称号を冠された(?)料理通信2010年3月号より

お手伝いハルコとして主夫を名乗ってみると、楽になった部分と大変な部分がありますね。
楽になったには”オトコ”という意思がどんどん希薄になったこと(えっ、それってオバサン化)。
大変なのは”真実と虚実”の境界線が不明になったことでしょうか。
雑誌の連載を読んだ方がオクサマヘ「毎日美味しいごはん作ってもらって良いですね……」と多々話しかけられました。
その度にオクサマは「ハルコの料理は本当は……」と冷や汗ものです。はい。

ハルコのことを知らない人に、どんな仕事をしてますか?と聞かれ、「はい、お手伝いです」と答えると、「あぁ、それなら今度の土曜日に庭師掃除に来てもらる……」真顔で聞かれたこともありました(やれやれ)。
元々、ハルコにお手伝いという冠を付けたのは、自分の仕事を振り返って何だろうと、自問自答した時に「あぁ、色々な人の仕事のお手伝いするのが自分の仕事なのだ」と感じました。
それと、同時に家事、特に料理は色々な面での応用が効くのではないかと。

仕事の手順と料理自体の手順は大変似通っていることに気が付きました。
これで、仕事ばかりして家事(料理)を顧みない男子が、もっと積極的に料理を通して成長(?)出来るのではないかと。

名付けて「料理ができない男は仕事もできない!」いささか男子に挑戦的ですが、ハルコはそう思っています。ただ、「料理ができる男は仕事もできる!」と逆は保証の限りではございません(よ)。
献立て(企画立案)、食べる人のこと(市場調査)、冷蔵庫の中身(在庫管理)、買い物(仕入れ)、調理(製造)、食卓(納期)、喜ぶ笑顔(顧客満足度)、片付け(管理)……。
決められた時間と少ない予算で最大の効果を上げる。まさに、料理と仕事のプロセスは類似しているのです。
その内『男のダンドリ料理術』的な本を書きたいと思っております。


週末から月曜にかけて、新潟のセカンドハウスで過ごします。
その顛末はまた、来週に。

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