2011年8月18日木曜日

だしに始まり、だしに終わる……長~~いお話。その1

先週、有田の商社(問屋)Kさんと久しぶりにお会いしました。
Kさんの取りあつかっている商品を、某通販雑誌にご紹介をしました。
あいも変わらず、お元気そう(本人曰くぼう~~っとしてます)でしたが。
10年前にKさんから突然「分とく山の野崎さんの紹介で……」と、電話があった頃のことを思いだしました。
ちょっと長い話になりますので、何回かに分けてお話ししましょう。

Kさんは元々、野崎さんの所に業務用の食器をオリジナルで作り、納める仕事をしておりました。
野崎さんがあるアイディアを思いついて、Kさんに是非作るように勧めたのですが、Kさんはそんなの作ってもどこで売るのですか?と悩みました。
そこで、野崎さんは「そう言うことならハルコさんに電話してみれば……」と、話はハルコのところにやってきたのです。

事務所でKさんにお会いして、早速野崎さんに二人で会いに行きました。
野崎さんは目の前で、急須に昆布と鰹節を入れて、熱湯を注いで1分。
「飲んでみて」
「…………。ぐびぃ」
「美味しいでしょう」
確かに、しっかりとだしが取れていたのです。
野崎さんは、これを商品化して出したら売れるよ!と、ご宣託!
これが、長い話の発端でございます。

その当時ハルコは貝印の家庭用品を活性化させるプロジェクトのお手伝いをしておりました。
ほぼ、プロジェクトも最終にかかって来ており、野崎さんのアイディアが、
実際の商品作りに仮説をどう活かすか、というテーマで企画書に取り組み、
その後、「だしポット」という名前で商品化されたお話の発端でございます。
(つづく)

●本マグロの腹身
新潟市は新津(現在の秋葉区)で、年2~3回ほど食べに行っている「鮨処 次郎長」の一品です。
大トロの腹身で一番脂肪が多い部分ですが、この脂肪の濃さは好みの分かれるところですね。
オクサマはあまりお好みではありませんでしたが、ハルコはこれでお酒を飲み過ぎてしまいました。

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